旬の味覚で栄養バランス◎ 管理栄養士がすすめる秋のレシピ5選
管理栄養士がすすめる秋のレシピ5選
秋になると、朝晩の冷え込みや日中との寒暖差で体調を崩しやすくなります。そんな季節におすすめなのが、旬の食材を活かした栄養バランスの良い料理。体を内側から守るビタミンやミネラル、良質なたんぱく質をしっかり摂れるメニューで、健康的に秋を過ごしましょう。
今回は、管理栄養士がお勧めする秋の旬メニュー5つを、栄養ポイント付きでご紹介します。見た目も彩り豊かで、家族みんなで楽しめる秋ごはんです。
サバ缶のトマトカレー
~忙しい日のランチにもぴったり~
秋の脂ののったサバは、DHAやEPAなど脳や血管に嬉しい栄養素が豊富。トマトや玉ねぎを加えることで、抗酸化作用や食物繊維も同時に摂れる、体調管理にぴったりの一皿です。缶詰を使えば時短で作れるのも嬉しいポイント。
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サバ缶:DHA・EPAで血流改善、たんぱく質で体力補給
トマト:リコピン(抗酸化作用)、ビタミンC(風邪予防)
玉ねぎ・にんじん:食物繊維、ビタミンA・C、カリウム
鮭×きのこ×ほうれん草×豆乳クリーム煮
~秋の森の恵みを一皿に~
しっとりと脂ののった鮭と、きのこやほうれん草を組み合わせたクリーム煮は、まろやかで子どもにも食べやすい秋の味覚。きのこの香りとほうれん草の緑が食卓を彩ります。
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鮭:良質なたんぱく質、ビタミンD(骨・免疫)、オメガ3脂肪酸、アスタキサンチン(抗酸化)
きのこ:βグルカンで免疫力向上、食物繊維で腸活
ほうれん草:鉄分、葉酸、ビタミンCで貧血予防
豆乳:豆乳:イソフラボン(ホルモン調整)、サポニン・レシチン(血流・脂質改善)、鉄分(貧血予防)
なすとピーマン、豚肉のみそ炒め
~秋の夜ごはんに彩りを~
秋のなすはツヤが美しく、ピーマンと合わせて炒めると香ばしい香りが広がります。
豚肉のうま味とみそのコクが相性抜群。みその発酵パワーで腸内環境を整え、寒くなる季節に体を温めてくれる一品です。
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豚肉:ビタミンB₁で疲労回復、代謝アップ
なす:ナスニンで抗酸化、カリウムでむくみ予防
ピーマン:ビタミンC・Aで風邪予防・抗酸化
味噌:発酵食品で腸活、カルシウム・マグネシウム
さつまいもとりんごのレモン煮
~ほっこり秋のデザート~
甘いさつまいもと爽やかなりんご、レモンの酸味で味を引き締めた一皿。ほっこり温かく、デザートや副菜として楽しめます。食物繊維やビタミンCも豊富で、美肌や腸活にもおすすめです。
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さつまいも:食物繊維、ビタミンC、カリウム
りんご:ペクチン(腸活)、ポリフェノール(抗酸化)
レモン:ビタミンC(免疫・美肌)
豆腐とアボカドのサラダ(レモンドレッシング)
~彩りと栄養のヘルシーサラダ~
豆腐とアボカドを組み合わせたサラダは、良質なたんぱく質と脂質を同時に摂れるヘルシーな一品。レモンの酸味でさっぱりと食べられるので、食欲が落ちやすい秋でも楽しめます。
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豆腐:たんぱく質、イソフラボン(骨・女性ホルモンサポート)
アボカド:ビタミンE、オレイン酸(血管・美容ケア)
レモン:ビタミンC(抗酸化・美肌)
プラスαデザート:ベリーとヨーグルトのグラノーラボール
ヨーグルトとベリーの酸味、グラノーラの食感が楽しい手軽なデザート。
食欲の秋、ヘルシーなデザートを選べば、食後の血糖上昇もゆるやかに。
ヨーグルトの乳酸菌とベリーのポリフェノールで、腸にもやさしい一品です。
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ヨーグルト:カルシウム、乳酸菌(腸活)
ベリー:ポリフェノール、ビタミンC(抗酸化)
グラノーラ:食物繊維で満腹感アップ
秋の旬を楽しむだけで、体も心も元気に。彩り豊かで栄養満点のメニューを、ぜひ食卓に取り入れてみてください。

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◆作り方


