かぜに関するご質問

かぜとはどういう病気ですか

ウイルスが鼻、のど、喉頭に感染したために、急性に炎症を引き起こした病気を総称して「かぜ」と呼びます。「かぜ症候群」とも言います。

かぜはあらゆる年齢の方に発症し、健康な人でもかかるごく普通の病気です。
また、安静および水分・栄養補給により、自然に治る病気です。
 
【主な原因ウイルス】
ライノウイルス(30-50%)、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、など。

かぜの診断治療について教えてください

症状、のどの所見などから診断します。
かぜの
症状には発熱、頭痛、全身のだるさ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、せき、たん、などがあります。
インフルエンザウイルスを除いて、原因ウイルスの同定は困難です。
かぜは、症状が出現して3日目前後に症状のピークがあり、7-10日目くらいで良くなっていきます。
ただし、せきなど一部の症状は3週間くらい続くこともあります。
高熱が3日以上続くとき、せきや黄色たんが増えてきたとき、息苦しさが出てきたとき、食事水分が全くとれないとき、などは、肺炎などかぜ以外の病気を合併している可能性があるので、もう一度受診してください。

かぜの治療はどうするのですか。抗生物質はでないのですか。

かぜは自然治癒する病気です。しかし、治るまでの間、症状があってつらいので、症状を和らげるような薬を処方します。
□発熱、痛みに対して 解熱鎮痛剤
□せき、たんに対して 去痰鎮咳薬
□鼻水、鼻づまりに対して 抗ヒスタミン薬(副作用として眠気、尿閉があります
□症状、状態によっては漢方薬が良く効くことがあります。

【抗菌薬(抗生物質)について】
抗菌薬は細菌を殺しますが、かぜの原因となっているウイルスには効きません。
ただし、かぜを引いた後に、数十人から数百人に一人の確率で肺炎や副鼻腔炎などの細菌感染を起こすことが知られています。一方、約2~6%の頻度で、下痢や発疹など軽いものも含め何らかの副作用を起こすと言われています。
そのため、抗菌薬はその効果と副作用をよく検討して使用していきます。




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