院長ブログ
オセルタミビル(商品名タミフル)はインフルエンザの重症化予防には役立たないのか(JAMA Intern Med誌より)
(2024.02.11更新)
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院長による概説
オセルタミビル(商品名タミフル)は、世界中で広く使用されるインフルエンザウイルスに対する薬です。日本では、他にもザナミビル(リレンザ)、ペラミビル(ラピア… ▼続きを読む
生物学的製剤で治療された重症喘息患者の治療効果と臨床的寛解(CHEST誌より)
(2024.01.01更新)
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院長による概説
重症喘息は、高用量の吸入ステロイド薬(ICS)などの治療にもかかわらず、喘息がうまくコントロールできない状態を指します。喘息患者の約5%~10%がこの状態… ▼続きを読む
生物学的製剤を投与されている重症好酸球性喘息患者が吸入ステロイドの維持量を減らせる可能性(SHAMAL試験;LANCET誌より)
(2023.12.24更新)
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院長による概説
喘息は世界中でおおよそ3億人がかかる、最も一般的な呼吸器疾患の一つです。推定によれば、喘息患者の約3〜5%が重症であり、症状がコントロールしにくく、頻繁に… ▼続きを読む
睡眠時無呼吸に対するCPAP療法は、心臓脳血管疾患の再発を予防できるか?(JAMA誌の報告)
(2023.10.29更新)
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院長による概説
SAS(睡眠時無呼吸症候群)は、睡眠中に呼吸が一時的に停止し、低酸素血症を引き起こし、微小覚醒を繰り返します。このため、深い睡眠が得られず、日中の眠気が生… ▼続きを読む
肥満喘息改善のカギは食事制限療法にあり!驚きの研究結果が明かす肥満関連喘息
(2023.09.24更新)
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院長による概説
肥満は喘息の発症リスクを高めることが知られています。肥満と喘息が合併すると、通常の喘息治療が効きにくく、喘息の… ▼続きを読む
COPDとは言えないPRISm(=一秒率正常かつ一秒量低下)でもフレイルは進行する(CHEST誌より)
(2023.09.06更新)
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院長による概説
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とPRISmのついて、下記ブログで詳しく説明しましたので、ここでは簡潔に説明します。
COPDとは言えないPRISm(=… ▼続きを読む
COVID-19の制限解除により、喘息増悪がリバウンドしている(Thorax誌より英国の報告)
(2023.08.06更新)
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院長による概説
日本では今年の5月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が5類感染症となり、それに伴いマスク着用の緩和やコンサート開催、スポーツでの声出し応援など… ▼続きを読む
COPD患者のCTにおいて気道閉塞するような粘液栓があると、死亡率が上昇する(JAMA誌より)
(2023.07.30更新)
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院長による概説
日本で行われた大規模な疫学調査(2001年に発表)によると、日本人の40歳以上のCOPD有病率は8.6%であり、患者数は530万人と推定されています。
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COPDの死因は、患者の特徴や特定時点によって異なる可能性:イギリスの339,647人のコホート研究から
(2023.07.17更新)
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院長による概説
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断と治療に関する2022年のガイドライン(第6版)では、COPDの診断には以下の3つの基準があります:
1. 長期の喫煙… ▼続きを読む
BCGワクチンを接種しても、新型コロナウイルス感染の予防にはならない(NEJM誌の報告)
(2023.06.18更新)
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院長による概説
2020年4月、コロナ禍初期の頃、まだ新型コロナウイルスに対するワクチンの開発前、看過できないニュースを読みました。
日本小児科学会と日本ワクチン学会か… ▼続きを読む