COPDの病態

ロウソクの火を消すときをイメージして下さい。大きく息を吸って、ふうーと息を一気にはきますね。ゆっくり息をはいてもロウソクの火は消えません。COPDの患者さんは一気にはく息のスピードが健康な人よりも遅くなっており、ロウソクの火を消すのが難しくなります。

COPDの病態

人は息を吸って空気を肺に取り込んだのち、肺から気管支、気管を通って外界に空気をはき出します。空気の通り道である気管支が狭くなっていると、空気抵抗が強くなります。そのため、息をはくのに時間がかかります。ストローをくわえて息を吸ったり吐いたりするのと同じです。COPD患者さんの気管支は慢性的にずっと狭くなっているので、呼吸をするのが大変なのです。

 

COPD患者さんのほぼすべてが喫煙者もしくは元喫煙者です。
タバコの煙は毎日気管支粘膜に刺激を与え続けるので、気管支粘膜は慢性的に炎症を起こします。毎日起こす炎症を毎日修復するため、気管支粘膜が次第に肥厚し戻らなくなります。その結果として気管支内腔が狭くなり、COPDを発病します。